FXの注文方法で有名のが「イフダン」です。カタカナで書くと意味が分からないのですが、英語で書くとIf Done(もしも、成立したら~)でイメージがつきやすくなります。
この注文方法は、新規注文と決済注文がセットで出す方法です。「もしも、新規注文が成立したら〇〇円で決済する」という感じです。

(新規と決済の注文がセット)
①119円で買い指値注文
②120円で売り指値注文
①成立すると②注文が発動
※②はストップロス(損失を最小限に抑える)としても活用ができます。
中級者はトレンドで活用!初心者は逆指値として魅力
IFD注文の利用方法は2種類の活用方法があります。
それぞれの考え方について説明します。
トレンドを見つけて追う!中級者向き
IFD注文がもっとも力を発揮するのは、上昇や下降の勢いがハッキリとしている時。
上昇(円安)トレンドで「120円で買って123円で売る」といった注文が代表的。ただし、これはチャート分析ができない人には難しい手法です。
デメリットとして、反対に値が動けばズルズルと損失が膨らんでしまいます。
一定の経験を積んだ中級者向きの方法になります。
損失を限定させる!初心者~上級者
損失を限定させる手段としてIFD注文を活用する方法です。
「120円で買って、118円まで下がった場合は売る」といった注文が代表的。これは損失リスクを限定できるのでオススメです。
初心者は損切りが苦手な人が多いので、この注文を習慣化させるのも良いと思います。
消極的な方法に感じるかもしれませんが、利益を継続的に出し続けている上級者も守りで利用するケースの方が主流。
私自身もIFD注文は利益を取るよりも、損失を限定するために利用する事の方が圧倒的に多いです。
IFDは設定してしまえば、注文から決済までの流れが自動的に行われるので、忙しくてチャートを見続けるのが難しい人にはメリットが大きいと思います。