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スワップ投資で人気の通貨と言えば、トルコリラや南アフリカランドが有名。
ただし、期待度という点ではメキシコペソを推す人が多いですね。
メキシコペソの政策金利は2015年12月の3.00%から凄い勢いで利上げを繰り返しており、2019年12月には8.25%に到達しました。
政策金利(2019年6月現在) | ||
トルコリラ | メキシコペソ | 南ア・ランド |
24.00% | 8.25% | 6.75% |
高金利通貨の代表格である南アフリカランドの政策金利を上回っているのが実情。ただし、注目されている理由はそれだけではありません。
まず第一に、今後についても利上げが継続される可能性が充分にあります。
・・というのも、政府が目標としている物価上昇率は4%(正確には3±1%)ですが、実体経済は6%前後!普通に考えれば利上げ継続となります。
政策金利の高さではトルコリラのに注目が集まりますが、メキシコは投資適格級の格付けですので意味合いがい全く違います(トルコはジャンク級)
【★資料元:FXプライムbyGMO】
メキシコペソはトルコリラより安心?
スワップ投資でもっとも頭が痛い点と言えば、通貨の下落です。
トルコリラがその代表といって良いでしょう。
2007年の後半から2018年2月までズーット下降し続けて3分の1以下になっています。これではスワップが大きくても為替差損の方が大きくなってしまいます。
この安定感という点がメキシコペソが注目される第2の理由です。
メキシコペソは、リーマンショック以前から比較すれば半分まで下落していますが、近年は5円~8円のレンジで上下を繰り返しています。
★メキシコペソとトルコリラの直近2年のチャート
スワップ投資は長期運用が基本になりますので、下落トレンドのトルコリラよりも比較的安定性があるメキシコペソの方が向いていると考えている人が多いのです。
トランプ大統領の「国境の壁」問題で、一時は大きく下落したのですが、その後に回復してる点も魅力だと思います。つまり、経済が強いと言う事です。
関連:メキシコペソの買い時はいつ?値動きに影響が大きい2つのポイントを掴もう
スワップが高いFX会社はどこだ!
メキシコペソに興味ある人にとって、気になるのは買いスワップだと思います。
以下は2018年4月4日現在の取扱いFX会社の状況(1万通貨)
順位 | FX会社 | 買スワップ | 1ヶ月の概算 |
1位 | FXプライムbyGMO | 15円 | 450円 |
2位 | マネーパートナーズ | 12円 | 360円 |
3位 | 外貨ドットコム | 12円 | 360円 |
4位 | ヒロセ通商 | 10円 | 300円 |
5位 | マネックス証券 | 8円 | 240円 |
※スワップは日々変動しますので、将来を約束するものではありません。
※1ヶ月の概算は、2018年4月4日時点の買いスワップ×30日です。
やはり、メキシコペソはFXプライムbyGMOが強いですね。
情報も多い会社なので注目です。
メキシコペソは、1万通貨の取引に必要証拠金が約2400円程度と少額なのもメリットだと思います。(2018年4月10日)
新興国通貨は予期せぬ事で大きく乱高下する事も多いので、期間をずらして段階的に購入するのが良いと言われています。
証拠金が小さくてすむので、この方法にも相性が良い通貨です。
今回は「スワップ投資の本命?メキシコペソがトルコリラよりも注目の理由」について紹介しました。
政策金利の高さ・安定感への期待・少額でのチャンレジと好条件が揃っているので人気が急上昇しているのも頷けます。
★メキシコペソのおすすめ会社(MXN/JPY 1万通貨の取引)
スワップが高いFXプライムbyGMOが注目。人気ツールのぱっと見テクニカル(未来の値動きを予想)も利用できるのが嬉しい!
会社名 | スプレッド | スワップ金利 |
FXプライムbyGMO |
1.9銭 原則固定※例外あり |
15円 |
※スワップ金利は2019年5月を基準(1日)